マネジメントメッセージ

代表取締役社長 中西弘毅

日本ロジテムグループは、「日本一信頼される企業グループ」を目指し、ステークホルダーの皆様からより一層の信頼を得られるよう、グループ一丸となって業務に邁進してまいります。

今後の取り組み

 当社グループを取り巻く事業環境につきましては、国内は、通販市場の拡大等に伴い物流ニーズの多様化や高度化が進んでいることに加え、ドライバー不足や長時間労働問題など多くの課題に直面しております。また、当社が進出するインドシナ半島地域においては、日系同業他社の進出が相次いでいることに加え、現地企業の台頭も目覚ましく、競争環境は一層厳しいものとなっております。

 当社グループは、これらの事業環境の変化に対応しながら、国内外ともに成長分野の物流業務の取り扱い拡大に取り組み、成長を図ってまいります。そのため、現在進行中の中期経営計画に掲げる3つの基本戦略、「輸送力の強化」「成長市場へのシフト」「国際物流の強化」を着実に実行してまいります。

 国内におきましては、輸送業界全般における人手不足が顕在化しており、得意先に安定した輸送力を提供できる体制を整備することが急務であると考えております。そのため、輸送の効率化などにより自社車両の稼働率を高め、貨物自動車運送事業のサービス力および収益力の向上を図ってまいります。また、ニーズに応じた機動的な拠点展開を進め、通販物流をはじめ成長が見込まれる分野における3PL事業の拡大を図ってまいります。さらにグローバルな営業開発を推進し国際物流の強化を目指してまいります。

 海外におきましては、インドシナ半島地域における輸送ニーズの開拓に取り組みながら、輸送網の整備を進め、国際陸上輸送サービスの強化を図ってまいります。また、海外事業の中核を担うベトナムにつきましては、旅客自動車運送事業および物流事業において組織再編を行い、新たな体制といたしました。まずは新体制による事業の安定化に取り組み、今後一層の成長を目指してまいります。

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通販物流の取り扱いは、順調に拡大

 当社は、基本戦略の一つとして「成長市場へのシフト」に取り組んでおり、なかでも国内においてニーズの増加が見込まれる通販物流に関する取り組みを強化しております。通販営業部を中心に積極的な営業活動を展開し、「吉見営業所」(埼玉県吉見町)、「所沢営業所」(埼玉県所沢市)、「平和島営業所」(東京都品川区八潮)、「高槻センター」(大阪府高槻市)、「稲沢センター」(愛知県稲沢市)と取り扱い拠点を拡大させております。当第2四半期連結累計期間には、これまでの取り扱い拠点に加えて、平成30年5月に開設した「厚木西センター」(神奈川県伊勢原市)においても取引を開始いたしました。また、取り扱い品目も増加しており、取引は順調に拡大しております。引き続き得意先のニーズに応えながら、通販物流の取り扱い拡大を図ってまいります。

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組織機構を変更し、営業体制を強化

 営業体制の強化を目的として平成30年5月1日付で組織機構を変更いたしました。

 まず、当社グループの強みである国内外の事業基盤を活かし、国際物流の取り扱いを拡大するため、営業戦略本部と国際本部を「グローバル事業本部」として統合いたしました。今後は、平成29年10月に開設した「大田センター」を中核拠点とし、輸出入通関を行うロジテムインターナショナルおよび海外グループ会社と連携を図りながら、グローバルな物流ニーズの取り込みに注力してまいります。

 また、営業本部を3営業部から5営業部体制に変更いたしました。これは、事業を取り巻く環境が大きく変化する中、得意先との連携を密に、よりきめ細かい対応がとれる体制とすることで、得意先ニーズに柔軟かつ機動的に応えることを目的としております。

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ベトナムグループの組織を再編

 ベトナムにおける事業につきましては、平成6年(1994年)の進出時に現地企業との合弁により設立したロジテムベトナムNO.1(旅客自動車運送事業)およびロジテムベトナムNO.2(物流事業)に関する25年の合弁契約期間が平成31 年(2019 年)秋に満了を迎えることとなりました。これに先立ち合弁先企業と協議した結果、合弁契約を解消し、会社を解散することで合意したことから、両社の清算を前提に組織再編を進めてまいりました。

 旅客自動車運送事業につきましては、ハノイ市、ホーチミン市それぞれに新たな会社を設立し、これまでのロジテムベトナムNO.1 の得意先との取引を実質的に承継する形で事業を継続することといたしました。すでに新会社のロジテムベトナムノースサービス(ハノイ市)およびロジテムベトナムサウスサービス(ホーチミン市)に事業を移行し、新たな体制での営業活動を開始しております。

 また、物流事業につきましては、平成18 年(2006年)に当社100%出資で設立した物流企業であるロジテムベトナムに事業の集約を進めており、本年7 月より新たな体制を発足させております。

 現在は新たな体制で、事業の安定化に注力し、事業基盤の強化に取り組んでおります。今後さらなる成長を目指して、営業活動を加速させてまいります。

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海外進出30周年を迎え、引き続きアジア地域の事業展開に注力

 当社グループは、昭和63年(1988年)9月に台湾に進出し、今年で海外進出30周年を迎えました。現在はアジア地域7ヵ国において事業を展開しております。その中心となるインドシナ半島地域は、各国の経済成長に伴って道路インフラの整備が進み、域内のアクセスが向上していることに加え、アセアン経済共同体の発足により、経済的な統合に向かっております。当社グループ各社は、それぞれの進出地域において事業基盤の強化を図りながら、域内のネットワーク整備や国際陸上輸送ニーズの開発を進め、同地域を一つの面と捉えた事業展開を図ってまいります。

 
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