環境への取り組み
日本ロジテムグループは、環境にやさしい物流を実現するため、環境に対する認証「ISO14001・グリーン経営」の取得、モーダルシフトの促進など様々な活動に積極的に取り組んでいます。
環境方針
- 活動理念
- 日本ロジテムグループは、豊かな社会の創造に貢献することを基本理念として掲げています。その実現のため、 持続可能な社会、環境に配慮した人と地球にやさしい物流サービスを追求します。 持続可能なサプライチェーンの構築に向けて、当社グループの事業に関連するすべてのステークホルダーにおいても、本方針を理解し協働していただくように努めます。
- 行動指針
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上記理念を達成するために、以下に行動指針を掲げます。
- ①環境活動の目的
事業活動における温室効果ガスの排出、大気汚染、廃棄物の発生など地球環境への負荷を低減するとともに、生物多様性に配慮した事業活動を推進します。 - ②法令・要求事項等の順守
事業活動において、環境関連法令・規制および当社が同意するその他の要求事項を順守します。 - ③環境マネジメントシステム
事業活動にともなう環境への影響に配慮した環境マネジメントシステムを構築し、継続的な改善向上に努めます。 - ④環境教育
本方針を社員に周知するとともに、教育・啓蒙活動を行います。
- 2024年6月1日
日本ロジテム株式会社
代表取締役社長
- ①環境活動の目的
なお、当社は東京商工会議所の「地球温暖化対策行動宣言」を行っています。
取り組み事例
環境に対する認証「ISO14001・グリーン経営※1」の取得

日本ロジテムでは、環境保全の取り組みを積極的に推進するため、本社において国際規格「ISO14001」、17営業所(2023年2月現在)において「グリーン経営」を認証取得しています。このほか、阪神ロジテム・ロジテムトランスポートにおいてもグリーン経営を認証取得しています。
※1 グリーン経営:公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団が認証機関となり、グリーン経営推進マニュアルに基づいて一定のレベル以上の取り組みを行っている事業者に対して審査の上、認証・登録を行うものです。
モーダルシフト(鉄道コンテナ輸送)の促進
日本ロジテムでは、トラック中心の輸送形態からCO2排出量削減の有効な手段の一つとして、鉄道などの輸送形態へ切り替えるモーダルシフト※2 を積極的に取り組んでいます。日本ロジテムは、これらの取り組みが評価され、「モーダルシフト取り組み優良事業者※3 」として過去4回認定されています。
※2 モーダルシフト: 貨物の輸送手段をトラック輸送によっているものを鉄道や船舶による輸送に転換を図ること。環境対策に加えて、交通渋滞の緩和や労働力不足の緩和などさまざまな効果が期待される。
※3 モーダルシフト取り組み優良事業者:モーダルシフト促進に関し、物流事業者の自主的な取り組みの推奨や、取り組み意識の高揚等を図るため、一般社団法人日本物流団体連合会が認定・公表する制度。

ドライブレコーダーによるエコドライブの推進
日本ロジテムでは、2013年より導入している「ドライブレコーダー」を活用し、エコドライブを推進しています。ドライブレコーダーの運転記録には、一日の運行経路や危険運転の動画や行った場所、ハンドル操作の軌跡が記録されており、その結果から適切な指導を行うことで省エネルギー効果や排ガス排出量の低減効果が期待できます。現在国内においての導入率は、ほぼ100%であり、今後も導入を推進することで、地球環境の保全に貢献していきます。
環境配慮車両の積極的な導入

日本ロジテムでは、環境に配慮したCNG車(天然ガス車)を1台、ハイブリッド車を5台、電気自動車を2台導入しております(2025年2月現在)。また、社用車にもハイブリッド車を積極的に採用しております。今後も、新たに開発される車種を含め、環境配慮型車両の導入を積極的に推進してまいります。
省エネ機器への切替え推進
日本ロジテムの物流センターでは、照明設備や看板の「LED化」を進め、環境負荷の軽減に取り組んでいます。

電力デマントの運用による電力使用量の削減

日本ロジテムの物流センターでは、電力使用量を削減するため、「電力デマンド機器」を導入しています。電力使用量の「見える化」を推進し、効果的な削減に取り組んでいます。